口腔医療研究会について
太平洋戦争が終わって米国、欧州より近代医療が日本に入ってきました。そしてこれらの近代医療により歯科医療を行っておりました。しかしこれで良いのでしょうか。現在さまざまな難病(医科的な)が出現しています。病気には必ず原因があって結果があるのです。この原因の中に今迄正しいとされていた歯科医療があります。この原因を理解、診断する事が出来、そして原因を除去する治療を行う事が正しい歯科治療ではないでしょうか。歯科医療にはホテツ、ペリオ、エンド、咬合、矯正、顎関節、外科、材料学、薬理学(薬剤)などがあります。20世紀に行われていた歯科医療が間違っていないけれども正しくない事が多く出現しています。
現代医療で最高の治療を患者に提供出来るには経験豊富なスペシャリストが必要である。難は身体をお互いに関連する一つの全体的システムとして捉えようとしない所にある。薬剤による対処治療にしか目がいかない医師は患者の遺伝的な背景や素因、感染の既往歴、環境、化学物質や重金属による身体への負荷、食習慣といった要素の総合関連性を見落としがちである。実際歯科医療を行っていると数多くのケースが見られます。
21世紀における歯科医療(治る)を会員の先生方(歯科ファミリーも含む)と診断治療を行っています。新しい器材、器具、材料などの紹介、説明する会ではありません。患者の全身を歯科医療から診る会です。
口腔医療研究会代表 杉本 叡